No.317

 

平成19年11月号より

税務研修室

税理士 中嶋 浩三

「相続税 基本中の基本」
相続人と法定相続人・代襲相続

〜 相続税の計算 B 

 前回から引き続きまして「法定相続人」について説明していきます。何度も繰り返しお話をしますが、「法定相続人」や、これに関連した「法定相続分」というものが相続税の額の計算をする上で重要になってきます。特に「法定相続人」は基礎控除額の計算に直接影響するもので、相続税が出るかどうかの判断材料になるものなので、具体例で説明していきたいと思います。

【代襲相続】
 まず具体的な例を見る前に、前回の説明を補うものとして「代襲相続」というものについて説明したいと思います。
 前回の説明で配偶者のほかに相続人になれる人の順位として、第一順位は被相続人の子だという話をしました。ここで、その被相続人の子が被相続人が亡くなる前にすでに亡くなってしまっている場合も中にはあるかと思われます。簡単な言い方をしてしまうと、親よりも先に子供が亡くなってしまっているということで、このようなことはあまり考えたくはないのですが・・・。
 このようなケースで、その先に亡くなった子供に、子供(被相続人から見れば孫)がいた場合には、その孫が、親が受けるべきであった相続権を引き継ぐ(代襲する)ことになります。これを「代襲相続」といいます。

【具体的な計算】

 説明だけではわかりにくいと思いますので、具体的な例を挙げて、代襲相続がある場合の法定相続人の計算を見ていきたいと思います。

 被相続人には、亡くなった時点で配偶者と子供が3人いました(子供@、A、B)。もし、これだけの条件だけだと法定相続人は何人になるでしょう?と問題を出すまでもなく、配偶者と子供3人の計4人になります。
 しかし、右の図のように子供@が、被相続人の亡くなった時点ですでに亡くなっている場合には、そのまた子供(被相続人の孫)である孫@と孫Aが代襲相続人として「法定相続人」の数に加えられることになります。
 ですから、この場合の法定相続人の数は。配偶者、子供@の代襲相続人としての孫@孫A子供A子供B合計5人となります。

ちなみに、この場合の相続税の基礎控除額を計算してみると次のとおりになります。

5,000万円+1,000万円×5人=10,000万円

 次回は、法定相続人の説明の最後として養子についてと、法定相続分について説明したいと思います。

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『ほほえみだより2007年11月号に掲載』

営農

【来年の病害虫駆除に向けて】
・フェロモンを使ったハスモンヨトウの誘引駆除
 ハスモンヨトウとは広食性の害虫で、豆類、イモ類、アブラナ科野菜、なす科野菜、にんじん、ねぎ類、レタス、ハウス野菜など多くの農産物を加害します。非休眠で耐寒性は弱くハウス内で越冬するといわれています。

フェロディン SL :4,263円(税込)
ファネルトラップ:4,020円(税込)

 

設置例

【特 徴】
ハスモンヨトウのオス成虫を広域的に大量に誘殺します。

次世代幼虫の発生密度が低下します。
薬剤の散布回数を減らせます。
薬剤による適期防除ができます。

ハスモンヨトウのメス成虫が出すフェロモンを基に製剤化しまものです。

天敵など他の生物には殆ど影響しません。
薬剤抵抗性が発現する心配はありません。

【使用方法】

@広範囲に使用する
防除対象地域はハスモンヨトウ加害作物栽培圃場を含むできるだけ広範な地域(10ha以上)とし生産団地を中心に共同で使用することが望まれます。また、毎年繰返し使用することが効率的防除に繋がります。

A早い時期から使用する
被害を軽減するためには、成虫の密度が低い発生の初期(4〜5月)から終期まで連続的に使用する必要があります。

Bトラップの使用量
標準設置量は1ha当りトラップが2〜4台です。圃場の周辺部に50〜100mの間隔で設置します。(本剤の誘引範囲は半径60m前後です)

C設置方法
トラップは風通しの良い場所に、地上1〜1.5mの高さ(作物より高い位置)に固定します。なお、本剤は1.5〜2ヶ月経つと誘引効果が低下しますので、新しいものと交換する必要があります。

D効果の評価
本剤によるハスモンヨトウの防除は薬剤防除と違って速攻性ではありません。各種の手段を上手に組み合わせて総合的に防除することが肝要です。

E施設栽培での使用方法
夜間サイドが開放されている時は、ハウス外の周辺に50〜100mの間隔で設置してください。サイドが閉じられている時は、ハウス内の中央に設置してください。

F管理
トラップ設置中はハスモンヨトウ発生密度に応じて巡回し、トラップが捕殺された成虫でいっぱいになる前に処理してください。

 

JA田中まつりの模様はこちらからどうぞ。

チャリティ

 バザー売上金66,100円は交通育成資金に、学童農園のお米で児童らが作った「おにぎり」の売上金26,500円と宝船野菜の売上金43,000円はカンボジア基金に、高橋様のご協力によるコンニャク掴み取りの売上金33,200円は柏市社会福祉協議会へ寄付させていただきました。
 ご協力ありがとうございました。

 

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