No.324

平成20年6月号より

税理士 中嶋 浩三

「相続税 基本中の基本」
相続時精算課税制度 その1

〜 相続税の計算 I 

 前回まで相続税額の計算についてみてきました。今回は、その中で「課税価格」というものの計算上加算するものとして説明をした「相続時精算課税」の制度について説明したいと思います。

【制度の概要】
 贈与税の課税制度には2つあります。「暦年課税」「相続時精算課税」というものです。
 「暦年課税」とは、読んで字のごとく暦年(1月から12月まで)をひとつの期間として贈与税を課税する方法です。一般的に「贈与」というと、こちらの方を指します。
 これに対して「相続時精算課税」とは、一定の要件に該当する場合に、一定の届出書と添付書類を提出することで、この方法を選択することを意思表示することによって適用できる制度です。一定の人からの贈与についてこの方法を選択した場合には、その人からの贈与については、その選択したあと一生「相続時精算課税」の方法により贈与税を計算することになります。そして、その人が亡くなった時にその贈与により取得した財産を相続財産に加算したうえで、その相続により納付すべき相続税から、それまでにこの贈与によって納付してきた贈与税を控除するというものです。
 簡単にいうと、財産を所有している人が亡くなる前に財産を相続させようという、相続の前倒しを可能にするような制度です。

【適用対象者】
 先に「一定の要件に該当する場合」と説明したように、この規定は「暦年課税」の贈与と違って誰でも選択できるというものではありません。
 まず、親子関係にある人たちの間でしか認められていません。そして財産をあげる人(贈与者)65歳以上の親で、財産をもらう人(受贈者)は20歳以上の子(その人が亡くなっている場合には、その亡くなっている人の子)でなければなりません。
 さらに、贈与者と受贈者の住所、氏名など一定の事項を記載した届出書を、その贈与税の申告期限(その贈与をした年の翌年2月1日〜3月15日まで)に納税地の所轄税務署長に提出しなければなりません。

【贈与税額の計算】
 「相続時精算課税」については、贈与財産の価額から2,500万円の特別控除額を控除した残額に対して、20%の贈与税が課税されます。
 この場合において、贈与財産の価額から控除し切れなかった残額がある場合には、次の年以降に繰り越すことができ、その残額が0円になるまで控除することができます。

【相続税額の計算】
 「相続時精算課税」贈与を選択した贈与者(財産をあげた人)が亡くなった場合の相続税の計算については、まず相続税の課税価格の計算において「相続時精算課税」贈与により取得した財産の、その贈与時における価額を加算します。
 そして、その課税価格を基に前回までで見てきたような計算過程により相続税を計算し、その金額からこれまで「相続時精算課税贈与」により納付してきた贈与税額を控除して、その相続により納付しなければならない相続税を計算します。

 ここまで説明すると、わざわざこのような方法を選択して贈与税の申告をしても、相続で財産を取得した場合とあまり差はないじゃないかと思う方もいらっしゃるかと思います。しかし、場合によってはメリットがあるケースもあるので、次回説明します。
 ただ、この制度は1回選択すると撤回することができません。選択の際には充分な注意が必要です。

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『ほほえみだより2008年6月号に掲載』

水稲病害虫のヘリコプター農薬散布のお知らせ

 良質米の安定生産が叫ばれている中、後継者不足による労働者の減少、環境に優しい農業を考えた減農薬の推進の徹底など、米作りの環境は年々厳しい状況に置かれている中で、地域の実態に見合った病害虫防除体制の確立を図り、水稲病害虫の発生を未然に防止することを目的に、ラジコンヘリコプターによる病害虫一斉防除を行いますので皆様のご理解・ご協力をお願いします。

実施日 7月28日(月)、29日(火) 午前5時〜9時頃
散布場所 利根川沿い(新利根、弁天下)
散布方法 ラジコンヘリコプターによる空中散布
対象病害虫と使用農薬
対象病害虫 使用農薬名
ウンカ・ヨコバイ・カメムシ ビームエイトスタークルゾル
いもち病
雨天、霧、強風等の悪天候の場合は散布日が順延となります。

農薬の安全性
 農薬の選定にあたっては、千葉県にて示された農作物病害虫防除基準により県病害虫防除所、農林振興センター等の指導により低毒性・低害性及び食品衛生法に基づく農薬等の残留基準値(ポジティブリスト制度)が定められている薬剤を選定しています。

「食の安全・安心産地づくり説明会」開催 5/27

JA田中本店2階大会議室にて、全農営農対策グループ熱田・藤田両氏を講師に招き「食の安全・安心産地づくり説明会」を開催しました。組合員を含む50名の方々にご参加いただき、農薬取締法・食品衛生法・農薬の安全使用について改めて学び、残留農薬問題の重大性について再認識しました。

お客様からのうれしいお便り

 パルシステムを利用している上田と申します。貴組合の作ったトマトがとてもおいしく、どうしても一言お礼をお伝えしたくてペンをとりました。
 普通のトマトであんなに甘くおいしいトマトは今まで食べた事がありませんでした。トマト嫌いの息子(中学3年)も「これなら食べられる!」と言って食べていました。まず目で見た色の美しさにそのおいしさを確信いたしました。手に持ってまた確信・・・口に入れた時、確信は間違いではなかったと、いや、確信以上においしいトマトだと驚きました。
 野菜を育てるのは並々ならぬご苦労があるかと思います。私達は貴JA生産者の方々のおかげでおいしく安心できる野菜をいただくことができます。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これからもおいしいトマトをよろしくお願いします。応援しています。

 

 

 前日とは打って変り晴天に恵まれた5月15日、田中小学校5年生児童95人がJA田中管内新利根地区において船戸の染谷さんのご協力により田植えを行いました。「総合的な学習」としての取り組みは5回目です。

 農業体験を通じて自然を慈しみ、「米作り」の苦労を肌で感じとり、毎日食べる「お米」に関心を持ってもらうことを目的とします。染谷さん・JA職員から「稲の苗は1本23〜24本(条件が揃えば最大50本)に分蘖し、1本に100粒ほど実ります。稲の力を最大限絞り出すように線上に3〜4本を1株として15〜20cmの間をとり植えてください。植えた苗は、4ヶ月かけてお米になります。お家の人と、自分が植えたすごい力を持った稲の様子をしっかり観察してください。」と指導を受け、横1列に並び、名札を立て、予めつけておいた線に沿って「コシヒカリ」の苗を植えていきました。12aの田を植え終わる頃には土の温かさ・心地良さを実感したことでしょう。9月には児童らが稲刈りを行い、11月の「JA田中まつり」では児童が釜でご飯を炊き試食します。

親睦旅行実施
新緑の軽井沢路を快適ドライブ

 5月27日、女性部員57名が上信越高原国立公園「鬼押出し園」と
嬬恋村「シャクナゲ園」へ行ってまいりました。
晴天の中、豊かな大自然が織りなす高原の景観を満喫しました。
意表をつくバスの乗り換えに戸惑いましたが、笑いの渦が幾重もわき、
ハラハラ・ドキドキの楽しいバスの旅となりました。

「グランドゴルフ大会」実施 (5/22)
船戸の増田さんが優勝!

船戸北部緑地で「平成20年度第1回年金友の会グランドゴルフ大会」が開催されました。
 晴天に恵まれた会場には6地区54名の会員の方々が集い、日頃の練習の成果を発揮し、船戸の増田さんが見事優勝されました。



最後は全員で記念撮影

 

 

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