No.326

平成20年8月号より

税理士 中嶋 浩三

「相続税 基本中の基本」
相続税額の計算・税額計算の特例

〜 相続税の計算 K 

 5月号までで相続税の税額計算の仕組みについてみてきました。そして、6〜7月号で相続時精算課税制度について簡単にみてきました。今回は、順番が前後してしまいますが、5月号までの続きとして相続税額の計算の特例について説明したいと思います。
 5月号までで相続または遺贈により財産を取得した方の相続税額の計算を、具体例を挙げて説明しましたが、その税額を一定の場合に軽減される特例があります。それは、未成年者控除障害者控除そして配偶者の税額軽減相次相続控除です。

【未成年者控除】

 相続または遺贈により財産を取得した人が相続人の年齢が20歳未満である場合には、未成年者控除というものを相続税額から控除することができます。
 控除される金額は、その方が20歳に達するまでの年数に6万円をかけた金額で計算されます。例えば10歳の子供であれば(20−10)×6万円で60万円が控除されるという計算になります。
 また、その控除額が相続税額から控除できずに余りが出るような場合には、その未成年者を扶養する義務を持つ方が負担すべき相続税額から差し引くことができます。

【障害者控除】
 相続または遺贈により財産を取得した相続人の年齢が70歳未満で、かつ障害者である場合には、障害者控除というものを相続税額から控除することができます。
 具体的な控除額の計算は、その方の障害の等級によって異なります。
 普通障害者の方の場合には、その方が70歳に達するまでの年数に6万円をかけた金額で計算されます。それに対して特別障害者の方の場合には、その方が70歳に達するまでの年数に12万円をかけた金額で計算します。
 ここで「特別障害者」とは、障害者のうち障害者手帳1〜2級の交付を受けている障害の程度が重い方をいい、「普通障害者」とは障害者のうち特別障害者以外の方をいいます。例えば、50歳の特別障害者であれば、(70歳-50歳)×12万円で240万円が控除額ということになります。
 また、未成年者控除と同様にその控除額が相続税額から控除できずに余りが出るような場合には、その障害者を扶養する義務を持つ方の相続税額から差し引くことができます。

【配偶者の税額軽減】
 今回説明する特例の中で一番金額的に大きな影響があるのが、この「配偶者の税額軽減」になります。この規定は配偶者が相続または遺贈により取得した遺産額が一定の金額以下である場合には、その配偶者に対しては相続税額がかからないという規定です。一定の金額というのは、具体的に次のどちらか多い金額になります。

@1億6千万円 , A配偶者の法定相続分相当額

 配偶者の場合には、最低でも1億6千万円までの遺産額の相続については相続税額がかからないということになります。また、いくら相続財産が多額であったとしても、そのうちの法定相続分の割合に応じた相続であれば相続税はかからないということになります。
このようにこの「配偶者の税額軽減」は、大きな相続税の軽減をすることができる規定ですが、税額が軽減されるからといってこの規定を最大限使うと、逆に税金の負担が重くなってしまう場合もありますので注意が必要です。
 次回、具体例で説明したいと思います。

ご質問・ご相談は

税務研修室のコーナーでは、皆様からのご質問・ご相談を募集しております。執筆者が個別にご回答いたします。
ご質問・ご相談はライフ田中鰍ワでお気軽にお寄せ下さい。

電 話 (7131)1359 FAX (7131)0040

『ほほえみだより2008年8月号に掲載』

果菜部研修旅行 7/17〜7/18

 JA田中園芸部の果菜部員13名が参加し、1泊2日の日程で隔年行事である視察研修旅行を実施しました。初日は神奈川県平塚市の「JA全農営農・技術センター」を訪問しました。このセンターは農産物の生産と販売の視点に立って開発された商品や技術、生産資材コストの低減・作業の軽労化の実現に取り組んだ講習・圃場見学を受け入れています。部員らはトマトの「一段密植養液栽培システム」を見学して驚き、生産コスト等にため息をもらしていました。研修室に戻った後は、価格急騰が著しい肥料の適正な施肥方法や水管理、土壌分析の必要性など、生産コストを如何に抑えるかを学びました。
 また、新肥料の開発段階においては、廃棄となる肥料が大量にあることを知り、「バスに積んで持って帰るか?」などと冗談を交わしながら営農・技術センターを後にしました。

水稲病害虫地上防除を実施 (7/28,29)

 両日とも晴天に恵まれた早朝、水稲の農薬散布を実施しました。今年度からはラジコンヘリコプターによる防除となったため、水稲増反組合の協力の下、未明から大勢の地元組合員の皆様のご協力をいただき無事終了することができました。御礼申し上げます。

 

 8月1日(金)本店に於いて「第22回JA田中納涼大会」が盛大に開催されました。
 夕方、花火の合図とともにビール・うちわの無料配布が始まり、会場に吊るされた提灯に灯がともり、青壮年部・職員による模擬店の美味しそうな匂いに誘われた大勢の人達で賑わいました。

お待たせしてごめんなさい。もう少しです。 待って!きんぎょさん。

 オープニングを威勢の良い「北総太鼓」による演奏で飾り、7時に輪踊りが始まり、女性部・近隣町会・近隣団体の皆様の艶やかな浴衣や半被姿の踊りの輪が幾重にも広がりました。また、恒例の花火に歓声をあげ、お楽しみの抽選会も賑わい、今年も地域の皆様とともに、夏の夜のひと時を共に楽しみ、ふれあいの輪を広げることができました。

北総太鼓によるオープニング わぁ!きれいな花火
1等おめでとうございます。 メンバーも増え、充実チームのソーラン隊

 

2007年ほほえみだより表紙コレクション 2008年ほほえみだより表紙コレクション

TOP

田中農業協同組合
千葉県柏市大室1095
TEL 04(7131)4141(代表)
FAX 04(7133)3599

ご意見ご要望をお寄せ下さい。
meil-BOX
web@ja-tanaka.com


Copyright(C) 2001 JA-TANAKA All right reserved.