6月号


■ 今なぜ食育? 

明治時代からすでに存在していたといわれる「食育」という考え方が、
なぜ今叫ばれているのでしょうか?
内閣府が実施した「食育に関する意識調査」では、
全体の約70%の人が「食育」に関心を示しています。
その理由は?
「食生活の乱れや生活習慣病の増加が問題になっているから」
「子どもの心身の健全な発育のために必要だから」
などが挙げられています。

昨今は、心身への負の影響が心配されるとともに、安全・安心な食料を自ら
選択することができる「目」を養う必要性が高まっています。

その解決を目指した取り組みのひとつが「食育」です。

食育を推進していくことで、食に関する知識や適切な判断力が身に付き、
食生活を改善でき、これらの問題の解決に大きく寄与するものと考えられます。

 

● 6月は食育月間 

食育推進基本計画において、毎年6月は「食育月間」と定められています。
この期間中には、さまざまなイベントや広告媒体等を通じた
食育推進運動が重点的に実施され、食育の国民への浸透が図られます。
さらに、毎月19日は「食育の日」と定められていて、
各地などで様々な食育の普及啓発活動が展開されています。

 JAグループの「食農教育」 

食育が国民運動として推進されているなかで、JAグループが実践している
「食農教育」は
食と農と地域と自然環境の関わりを重視し、食料を生産する「農」の役割や
重要性を理解・体験することに主眼をおきながら、
「食」と「農」のつながりを実感し、学ぶ取り組みです。

全国のJAのうち、子どもたちへの農業体験学習や地元食材の学校給食への提供、
ファームステイやグリーンツーリズムなど、「食農教育」に取り組んでいるのは65%
なかでも、地元の農畜産物・加工品を学校給食へ供給しているJAは
576JAと全体の74%にものぼります。


また、給食時間にJA職員が児童・生徒の前で食材の説明を行っているJAもあります。

◆ 子どもと一緒に大人も ◆

食育・食農教育は子どもたちだけではなく、
大人の方も是非体験していただきたいものです。
例えば!
ファーマーズマーケット(直売所)では身近な地域の農産物を知ることができます。
また、
グリーンツーリズムでは農村地域を体験することができます。

JAグループでは、こうしたことで心身を癒していただくとともに
自らの食をしっかりと見つめ直すきっかけをご提供していきます。